BD-1,Birdy,Pacific18,Frettaの前サスペンション交換
BD-1、Birdy 、Bianchi Fretta、Peugeot Pacific18の前サスペンション(フロントスプリング)の部品構成と仕組み、交換時期、交換方法を解説します!!
目次
- 前サスペンション(フロントスプリング)部分の部品名
- フロントスプリングの交換方法
- フロントスプリングの交換時期
- フロントダミースポンジの交換時期
- フロントスプリングストッパーベースの交換時期
- フロントスプリングストッパーベースの役割
- フロントスプリングストッパーベース交換の注意点
- フロントスプリングの取り付け方法
前サスペンション(フロントスプリング)部分の部品名
画像左側から
- フロントダミースポンジ(Front Dummy Sponge)
- フロントスプリング(Front Spring)
- フロントスプリングボルト(Front Spring Bolt)
- ワッシャー(Washer)
- フロントスプリングストッパーベース(Front Spring Stopper Base)
と言う部品構成になります
フロントスプリングの交換方法
スプリングの円の中に5mmの六角レンチを差し込んで、反時計回りに緩める事でフロントフォークから取り外す事が出来ます。
フロントスプリングの交換時期
フロントスプリングが錆びてきたら交換しましょう!!
フロントダミースポンジの交換時期
BD-1フロントダミースポンジは、スポンジ側面に艶が無く、シワシワになってきたり、ひび割れが生じてきたら交換時期です
フロントスプリングストッパーベースの交換時期
フロントスプリングストッパーベースの新品は、半透明の薄い黄色です。透明感の無い黄色だったり、くすんだ茶色になっている場合は交換です
フロントスプリングストッパーベースの役割
フロントスプリングストッパーベースは、ボルトを締め込んで行くと、ボルトとフロントフォークに潰されますから外側に広がり、径が大きくなります。こうしてフロントスプリング(前サスペンション)を内側から固定し、支えている重要な部品です。
フロントスプリングストッパーベース交換の注意点
フロントスプリングストッパーベースが半透明の黄色でなくなっている場合、スプリングから取り外すのが非常に硬く、マイナスドライバーなどを使用して無理やり外そうとすると怪我をしてしまう場合がありますから、フロントスプリングを交換する場合はスプリングだけでなく、ストッパーベースも一緒に交換される事をおすすめします。
フロントスプリングの取り付け方法
空気圧、乗り方、ペダルの漕ぎ方、ギヤの使い方、荷物を減らすなどはお金をかけずに出来ますから、まずその中で出来る事を行って頂きたいのですが、ホイールを交換するタイミングなどで、物理的にスポークの折れにくいホイールを作りたいのであれば、下のような方法があります。
フロントスプリングストッパーベースをスプリング内部に押し込み、ワッシャー、ボルト、ダミースポンジの順番で差し込み、5mmの六角レンチで締め込んで行くのですが、スプリングを手で回せる程度に軽く締め込んでください。
最後にロックレバーがシッカリ引っかかる位置にスプリングを回して合わせ、手で捻っても回らないようになるまで六角レンチでボルトを締め込んでください。