Birdy(バーディー)のフロントタイヤストッパー調整方法
Birdyのタイヤ交換後に前輪が上手くたためなくなった場合はフロントタイヤストッパーの調整が必要です
目次
はじめに
Birdyのタイヤを交換をすると、前輪が途中までしか畳めなくなってしまったり、 キチンと畳めたとしても、自転車を持ち上げた時に前輪が下にさがってしまう。と言う事が良くあります。
BD-1と言う名で日本に初めて入って来た時から数えれば軽く数千台はタイヤ交換をしているはずなのに、 ついつい最終調整を忘れてしまう自分への戒めと言う意味の込めて記事にしておこうと思います。
症状と原因
基本的にBirdyの畳み方は下記の4工程になります
① 後輪をたたむ ② サドルを下げる ③ 前輪をたたむ ④ ハンドルをたたむ
一つ目の症状は、タイヤ交換を行った後、BIRDYの折りたたみ工程③(前輪をたたむ)の時に前輪が途中で止まってしまい自立しなくなってしまうと言う物です。
これは、今まで付いていたタイヤよりも太い物へ交換する事で起こります
原因ですが、今まではタイヤの側面がタイヤストッパーに少し擦りながらフォークにぶつかるまでタイヤが上に上がれたのに、 タイヤを太い物に変えてしまった為に、タイヤストッパーとタイヤ上面が接触してタイヤが上まで上がらないと言う状態になっています。
二つ目の症状はタイヤ交換後、BIRDYの折りたたみ工程①~④まで問題なく行えたが、自転車を持ち上げると前輪が固定されず、下に落ちてしまうと言う物です。
これは、今まで付いていたタイヤよりも細い物へ交換すると起こります
原因ですが、タイヤを細い物に変えてしまった為に、タイヤストッパーとタイヤが接触せず、タイヤを保持する事ができないと言う状態になっています。
タイヤストッパーの調整に必要な工具
Birdy G3 モノコックフレーム
フロントフォーク右内側に付いているタイヤストッパーが 「Front Tire Stopper Screw」 の場合は 10mmスパナ が必要です
Birdy Classic
フロントフォーク右内側に付いているタイヤストッパーが 「Front Tire Stopper Bolt」 の場合は 3mm六角レンチ と 8mmスパナ が必要です
フレームとタイヤの組み合わせによるセッティング方法
Birdy G3 モノコックフレーム + Schwalbe KOJAK 18x1.25
「Front Tire Stopper Screw」 と 「4mm厚のナット」 を組み合わせ、 タイヤストッパースクリューのネジが2mm程度見えるようにセットします。
Birdy G3 モノコックフレーム + Panaracer Minits Light 18x1.25
「Front Tire Stopper Screw」 と 「4mm厚のナット」 を組み合わせ、 タイヤストッパースクリューのネジが2mm程度見えるようにセットします。
Birdy G3 モノコックフレーム + Schwalbe BlackJack 18x1.90
Birdy G3 モノコックフレーム + Birdy C1763 18x1.50
「Front Tire Stopper Screw」 と 1mm厚のワッシャーを2枚
Birdy G3 モノコックフレーム + Schwalbe Big Apple 18x2.0
「Front Tire Stopper Screw」 と 1mm厚のワッシャーを2枚
Birdy Classic + Schwalbe Big Apple 18x2.0
「Front Tire Stopper Bolt」 と 「4mm厚のナット」 を組み合わせ、 タイヤストッパーボルトのネジが11mm程度見えるようにセットします。
Birdy Classic + Schwalbe KOJAK 18x1.25
「Front Tire Stopper Bolt」と 「4mm厚のナット」 を組み合わせ、 タイヤストッパーボルトのネジが14mm程度見えるようにセットします。