ブロンプトンの内装３段変速を調整する方法
BROMPTON(ブロンプトン)の右側シフトレバーを操作しても内装３段ギヤが上手く変わらない場合の原因と調整方法を解説しています
目次
内装３段ギヤを調整する為の部品の名称
- Gear cable anchorage ・・・内装３段シフトケーブルとインジケーターチェーンを連結する部品
- Gear Indicator Chain ・・・内装ギヤを変速する為のロッドとチェーン
- Fixing nut ・・・インジケーターチェーンをロックする為のナット
- Hub Nut ・・・車輪を固定しているハブのナットハブナット
内装３段ギヤの調整がおかしい場合の症状
ブロンプトンの３段ギヤは遊星歯車が後輪ハブの中に組み込まれていますから、外装ギヤのように外から見る事は出来ません。 ギヤインジケーターチェーンのロッドを押したり引いたりする事で、ハブの中の歯車の組み合わせを変えています。
ギヤの調整が正常な場合は３段とも問題なく動きます
内装３段ギヤのワイヤーが弛んでいる場合、３段目は問題なく動作するけれど、 それ以外はギヤが上手に噛み合わず、ペダルを踏んだ時に、スルスル...カクンカクン...と言うような状態になると思います
内装３段ギヤのワイヤーが引っ張られ過ぎの場合、１段目は問題なく動作するけれど、 それ以外はギヤが上手に噛み合わず、ペダルを踏んだ時に、スルスル...カクンカクン...と言うような状態になると思います
内装３段ギヤの調整方法
シフトケーブルが弛んでいても、引っ張られ過ぎていても調整方法は一つです。
右側シフトレバーを２段に入れた時に、棒とチェーンの繋ぎ目がハブナットの穴の左の方へ位置するようにセットする事で解消できます
その為にはまず、Gear cable anchorage（緑色）と Fixing nut（赤色）を強く指でつまんで下さい。
Fixing nutを矢印の方向へ回して緩めます
右側シフトレバーを２段に入れた時に、ロッドとチェーンの繋ぎ目がハブナットの穴の左の方へ位置するように Gear cable anchorage(緑色) を回して調整します
Gear cable anchorage (緑色) をシッカリ指でつまんで、Fixing nutを矢印の方向へ回して固定すれば、ブロンプトンの内装３段変速の調整は終了です
