CarryMe ハンドルレバーアップグレードキットの取付方法
キャリーミーのハンドルレバーアップグレードキットに換装する方法を解説します
目次
はじめに
CarryMeのハンドルを畳んだり展開したりを繰り返すとほど、 ハンドルを固定する為のクイックリリースレバーの下にあるQR Washerと言う樹脂の部品が擦り減ってきますから、定期的に交換が必要になってしまいます。
初めはそんな事なかったと思うのですが、だんだんクイックリリースレバーに力を入れないとハンドルが固定できなくなってきますよね。
最終的にはクイックリリースのレバーが変形するほど力を入れないと固定できなくなりますし、レバーはシッカリ固定したはずなのに振動で開いてしまったりします。
ちから一杯締め過ぎて、クイックリリースのレバーが曲がってしまっている物も良く見かけます。
また、キャリーミーを組み立てる時に焦っていると、QR Washerとクイックレリーズの角度が90度ずれた状態で固定してしまい、この場合は一発で変形してしまいます。
クイックリリースレバーはスポーツ自転車の経験がある方でしたらサドルや車輪の着脱で使用しますから馴染み深く、便利な物ですが、 スポーツ自転車の経験がない方には少し理解が難しい物でもあります。
そこで、2024年に発売された商品が、このキャリーミーハンドルレバーアップグレードキットです。
クイックリリースレバーとは違って、レバーを引き出してクルクル回すだけでハンドルを緩めたり締めたりする事ができます。
※2015年以降のカモメ型ハンドルに対応しています。
部品名
ハンドル付近の部品
- ハンドルセット
- クイックレリーズレバー
- QRワッシャー
- 弦巻バネ
- アウターケース
- インナーシャフト
- ウス
- ステムライザーインナーワイヤー
- ハンドルレバーアップグレードキット
キャリーミーハンドルレバーアップグレードキットへの換装に必要な工具
・10mmのボックスレンチが必要です
キャリーミーハンドルレバーアップグレードキットへの交換方法
自転車の外側からは見えませんが、ステムライザーワイヤーがピンと張っていると、ブレーキを外す事が難しくなりますので、クイックリリースレバーを開いてハンドルを下げ、 ステムライザーワイヤーを弛ませて下さい
10mmのボックスレンチを使用してブレーキキャリパーのナットを緩め、前ブレーキをフロントフォークから外すとハンドルをフロントフォークから引く抜く事ができます
クイックリリースレバーを反時計回りへ緩めて行くと、ウスとステムライザーワイヤーが外れますから、ハンドルからインナーシャフトと一体になったクイックリリースレバーを引き抜きます
ハンドルへハンドルレバーアップグレードキットを差し込んで、ハンドルレバーアップグレードキットとウスを連結します。
フロントフォークへハンドルを差し込んでステムライザーワイヤーの輪の中へブレーキキャリパーを通し、10mmのボックスレンチを使用してブレーキキャリパーのナットを固定すれば作業終了です